#208 いい話④

広島の大野豊と松田耕平オーナーの話。
大野の結婚式に当時の球団オーナーである松田を招待した。
松田は用意された上座ではなく、身内が座る末席に座った。
他の出席者が「オーナー、席はあちらです」と言うと、松田は「いや、広島の選手はみんな息子みたいなもんだ」と話した。
母子家庭で父親のいない大野は深く感動し、涙を流したという。


#207 いい話③

中日の星野仙一監督と中村武志の話。
中村が不調で本当に野球を辞めようかと悩んでいるところに母親から一本の電話が。
「お前、最近頑張っているそうじゃないか。こないだ監督さんから連絡があってね。見所あるいい選手だから、お母さんは安心して見ていてくださいと言ってくれたよ。」
その後、中村は10年近くに渡って中日不動の正捕手として活躍した。



#206 いい話②

ロッテのレロン・リーの話。
助っ人で入団した時、チームメイトからいきなり風呂に誘われた。
選手たちがお互い背中を流しあっている様子を見て、ここには差別がないと感じて日本が好きになったらしい。
またふざけてお湯をかけられたのも嬉しかったと語っていた。

#205 いい話①

ドラゴンズ立浪和義の話。
彼はポケットマネーで孤児達を球場へ招待し、毎年クリスマスに孤児院に駆けつける。一人一人に自筆のメッセージカードを添えてプレゼントする。
正月には餅つきとお年玉を振る舞い、野球を教える。
子どもの誕生日には必ず電話と手紙で御祝いのメッセージを送り続けているのだ。
これは彼が20歳である3年目のシーズンから欠かさず続けていることなのだ。



#204 幻のホームラン

WBCキューバ戦で山田哲人の打った打球をフェンス前で観客がグラブで捕った場面があった。捕ったのは中学生の野球少年だった。
試合後、山田はその少年に向けて以下のメッセージを送ったそうだ。
「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい。これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。僕も完璧なホームランを打てるよう頑張ります。」
とてもいい話だ。
山田のことも少年のことも応援したい。








#201 もう一度観たい選手⑮

メンバーとプロ野球について語るのがとても楽しい。
それぞれ好みがあって面白い。
もう一度観たい選手をあげるとすれば、
広島の小林幹英だ。
柔道の背負い投げのようなフォームでルーキーからストッパーとして活躍した。
期間は短かったが輝きを放っていたピッチャーだ。


#200 癒しのスポット③

おかげさまで更新が200回に達した。
ここ二日一気に更新したので少し疲れた。
癒しスポットで今日は締めよう。
無理のない範囲でやっていこう。